未成年でもクレジットカード現金化はできるのか?
遊びやお出かけの機会も多く、何かとお金がかかる未成年や、未成年の学生さんの中には「クレジットカードを使って現金化して楽に、簡単にお金を得たい」と思う人も多いと思います。
そもそも、安定的な収入がないことも十分にある未成年はクレジットカード現金化ができるのでしょうか。
今回は”未成年のクレジットカード現金化”について詳しくご紹介します。
未成年がクレジットカード現金化をする時気をつけたい基本のこと
まず、結論から言うと未成年でもクレジットカードを使って現金化をして資金を得ることは可能です。
ただし、未成年でクレジットカードを持っていない人も多いなか、家族名義(他人名義)のクレジットカードを勝手に用いて現金化をする行為は厳密に言うと「詐欺罪」に当たる恐れもあります。
ですので現金化をする際は、名義主の無断で行うことは避けた方がベターです。
また、実際に選んだ現金化のやり方にもよりますが場合によっては身分証や同意書・承諾書といった部類の確認書類が事前に必要な場合もありますので良く把握することが大切です。
現金化に対応しているカードなのか否かもポイント
もう一つ、未成年がクレジットカードを用いて現金化を行おうとする場合、注意すべきことがあります。
それは現金化に使おうとしているカードが「学生専用」カードではないか?ということです。
未成年に発行される機会の多いクレジットカードの中に、一般的にショッピング枠が通常より低額に設定されているものがあります。
この特徴をもつ学生カードを用いて高額の現金化を行おうとすると枠の上限を超えてしまう恐れがあるので特段の注意が必要です。
また、「家族カード」と呼ばれるものも未成年が持ちやすいクレジットカードですが、こちらは請求自体が大元の会員である親権者などに行くこととがほとんどです。
この場合未成年が親に無断で家族カードをもちいて勝手に現金化をしてしまうと、思わぬトラブルが引き起こされる可能性もあります。
以上のことから、未成年のクレジットカード現金化はルール上問題があるわけではありませんが、金銭トラブルの起こりやすさなどから、現金化を請け負う業者もそうそう簡単には取り持ってくれないのが事実です。
資金を得ることは可能ではありますが、現金化のルールを逸脱して利用してしまうと、クレジットカード会社、現金化業者、家族ぐるみで想定し得ないトラブルも起こりかねないので十分注意が必要です。